(wrist blog)

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2011/11/26の手首

この日は後輩に誘われて大須などへ行った.
具体的に何処へ行ったかについては
foursquareでチェックインしてtwitterに垂れ流していたので
この日のtwilogでも見れば確認できることと思われるので割愛する.
なおリアルの知人に行く先々で遭遇するなどして
名古屋の狭さを実感する羽目となった.

今回誘ってくれた後輩はB4とM1の後輩であったので,
これで地味に3世代揃った事となったのであるが,
最後に寄った飲み屋で現在の研究室云々に関して
各学年の立場から話すことなどできたので
有益だったかもしれないしそうでないかもしれない(情報量0).

夜は研究室に行くつもりであったが
自宅で出来る作業に勤しんだ結果諦めてしまった.


さて明日は公式TOEICを久々に受験するのであるが,
過去に2回程受験の必要性を見失った
(院試に必要であろう点数は取れていたため)がために
受験料を捨てる行為に走ってしまったことがあるので
明日の自分の精神状態の変化を憂えていたりしなくもない.
会場近くのつけ麺屋に行くことをモチベーションとして
繰り返し自分を励まし続けることで回避したいと思われる.
期待値計算と尤度の最大化を繰り返すしかないのである.

実際,今年度に入ってから英語を喋る機会が増えた上に,
今後英語力が重視される環境に身を置く可能性が高いので,
英語の勉強は継続して行いたいと考えている.
現在継続している事と言えば週一回の(リアルでの)英会話だけであるので,
今後はとりあえず登録したラングリッチのお試しレッスンを受けた上で
毎日取り組めるのであれば取り組んでいきたいと思われるものの,
待ち受ける修士論文をなぎ倒すことも必要であるので兼ね合いを見極めたい.

SRILMインストール

言語モデル構築に用いられるSRILM(1.5.11)をmacbook pro(Snow Leopard)と
研究室のサーバ(Red Hat Enterprise Linux ES release 4 (Nahant Update 7))にインストールしたのでそのメモ.

必要条件

gcc(3.4.3以降)

インストール

以下のサイトから必要な情報を記入しソースをダウンロード
http://www-speech.sri.com/projects/srilm/download.html

解凍・展開
mkdir srilm
tar zxvf srilm.tgz -C srilm
コンパイル

環境変数SRILMにSRILMを展開したディレクトリをセットしmake World

cd srilm
setenv SRILM `pwd` (cshの場合)
make World

コンパイル時にtcl.hが無いと怒られる場合はTCL_INCLUDE及びTCL_LIBRARYに正しいパスを設定してmakeするか,
make Worldを以下のようにTCL_INCLUDE,TCL_LIBRARYを空にし,NO_TCL=Xを指定してmakeを実行

make TCL_INCLUDE="" TCL_LIBRARY="" NO_TCL=X World
テスト
make test
完成

$SRILM/bin/$MACHINE_TYPEと$SRILM/binをPATHに,
$SRILM/manをMANPATHに追加する,もしくはそれらを適当な所に配置するなどしておく.
使い方等については今後追記して行く予定.

参考

http://www-speech.sri.com/projects/srilm/docs/INSTALL
(ダウンロードした最上位ディレクトリのINSTALLと同じ文書)

新興宗教イエスマン

実家に帰ったら母が有給を取っていたので一緒にイエスマン観に行った。以下感想。

  • アリソナ(ゾーイ・デショナル)が書いていた「知り合いのハッカーに頼んであなたのfacebook消しといたわ、myspaceも」という歌詞に文化を感じた
  • DDRやってる場面で流れてる曲はterraの「華爛漫 -Flowers-」であって海外でのDDRの人気を伺わせるが日本では斜陽
  • 何でもかんでも「はい」で済ませる風潮は既に日本インターネット界隈の一部で広まっており、万物に対し通用する処世術とは数学の定理に同じく各地で独立に自然発生するということを如実に見せ付けられたとしか言いようが無いというのは過言
  • 3月27日現在「イエスマン」でgoogle検索すると、イエスマンに対して否定的な記事の間に映画公式サイトが挟まれており、映画それ自身のアイデンティティを否定されかねない惨状であってSEO大失敗

40kgまでの荷物を1kg刻みで天秤で計る問題

典型的ではあるけれども、天秤で40kgまでの荷物を1kg刻みで計るためには何gの錘が最低幾つあれば良いか?という問題がある。
ここで話題にしたいのはその答えではないから、あっさり答えを言ってしまうと、それは1kg、3kg、9kg、27kgの4つの錘で済む(一応反転しておく)。

これをよく考えてみると、天秤に対して錘は3つの状態を取り得る事が分かる。即ち錘を天秤の左に置くか、右に置くか、もしくは置かないかの3つである。いま、右天秤に計りたい荷物を置くとすると、左天秤に掛かる力が荷物の重力と釣り合うようになれば良い。左天秤に掛かる力が、左天秤にnkgの錘を置けば+nkgw、置かなければ+nkgw、右天秤に置けば-nkgwされるとすると、これは天秤に乗せるnkgの錘に対する重みがそれぞれ+1、0、-1であるという風に考えられる、つまりこれは通常の3進数における重み0、1、2が-1ずつずれた数え方という風に考えられる。
3進数という事を踏まえると、計るのに必要な錘が前述のような4種類に絞られるというのは納得が行く。連続する3つの状態を取り得る事を3進法と捉える事で、3の累乗の重さの錘を用いて任意の自然数が記述出来るという事は、10進数で無い基数で物を数えた事がある人にとっては違和感が無いのではないかと思う。

大した事では無くともこの事に気付いたのでメモとしてここに書き残そうと思ったのであるが、簡単に調べた所、wikipediaの三進法の記事によるとこのような数え方の事を平衡三進法というようである。更に調べると、この事についてより広く面白い観点(有理数を基数とするとどうなるか?)から記事を書いている方を見つけた。僕は数論には詳しいとは言い難いのだけれども、機会があれば図書館で本を借りてじっくりと勉強してみたいものである。

あとこれを言うのは野暮なんだけど、天秤でkg単位の荷物を計る事なんておそらくないから問題の前提からしておかしいし、g単位にしたとしてもそれはそれで精度としてアバウト過ぎるから無いだろうなと思う。所詮問題は問題ですね。